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今回は野手について。 今シーズン、チームを引っ張ったのは間違いなく栗原でしょう。新4番としてしっかりとした成績を残しました。.332、23本、103打点は4番として堂々たる成績と言えます。ホームラン数が少し物足りなく思われるかも知れませんが、チャンスで大振りせず、確実なバッティングを心がけた結果だということでしょう。前任者を上回る結果を残し、終盤までAクラスを争う原動力になりました。腰や背中に怪我を抱えながらのシーズンでしたが、決して弱音を吐かず、チームの勝利のために頑張る姿は、我々ファンの心を熱くするには十分すぎるくらいカッコよかった。何億ももらってるくせに怪我で離脱するような選手が某球団にはたくさんいましたが(代えがきくんだけど)、カープは栗原が離脱するともうどうにもならなかったはず。まだ若いのに主力としてチームを支える責任感はたいしたものですよ。あと、ブログが素敵。 それから東出。序盤は出たり出なかったりでしたが、打撃の調子を上げてからは不動のレギュラーに。一時は首位打者争いを演じるなど、過去最高のアベレージを残しました。守備ではセカンドとして内野を引っ張り、攻守でピッチャーを助ける場面もたくさんありました。走攻守+クレバーさも持ち合わせた選手で、試合の流れを読むのがとてもうまい。彼がいるのといないのでは展開が全然違いますね。FA権を獲得し今後の動向に注目が集まりますが、カープには絶対に必要な選手。球団も本気で引き留めてほしいと思います。 エリア38。新井の人的補償で移籍してきた赤松のニックネームです。広い守備範囲からこう呼ばれるようになりました。「あー抜かれた!」って思っても落下点にはもう赤松がいるというシーンを何度も見ました。ダイビングキャッチをする選手はたくさんいますが、赤松はそんなことをしなくても打球に追いつけます。怪我をするリスクが激減するので、こんないいことはありません。ゴールデングラブ賞をもらってもいいはずの選手ですが票は伸びず。派手なプレー=ファインプレーなのか?普通に追いつけちゃうってのも考えものだなぁ(余裕)。阪神には金本、赤星という外野のレギュラーがいるので出場機会に恵まれず、3年間で36試合にしか出場していませんでしたが、今季は125試合に出場。まさに開眼。走塁面では俊足の割に盗塁数が少なかったので、来季はそのあたりに期待でしょうか。
ネガティブな方向で真っ先に名前が浮かぶのは一昨年の新人王・梵(そよぎ)。今季は極度の不振で、期待を裏切りました。ルーキー小窪の台頭もあり、大きな穴が空くことはありませんでしたが、東出との二遊間、1・2番コンビはぜひ固定したいところ。東出が好調だっただけにもったいなかった。梵が普通に機能していれば内野が安定して、ダブルプレーなんかも増えていたはず。また、カープが掲げる機動力野球ももっと形になっていたでしょう。早く本来の姿を取り戻して、チームに貢献してもらいたいです。ちなみに試合開始時の選手コールの際、帽子を取らずグラブだけ上げるのはどうなんだ?みたいな意見を目にしたことがありますが、実際球場で見たらサマになっていたのであれでいいと思います。生意気な感じでいきましょう。 そして前田。彼は今季、主に代打での出場でした。序盤はスタメンでの起用も多く、ハイアベレージを残していましたが、コンディションの悪化から不振に陥り、スタメンから外れました。足の具合を考えると、打撃は問題ないにしても、走塁と守備は難しい。そのあたりから来る負担が打つ方にも影響を及ぼしたということなんでしょう。それでも代打での活躍はすごいものがありました。「代打・前田」のアナウンスがされる前から前田コールが起きることもしばしば。球場での人気も飛び抜けたものがありました。来季からは球場が広くなり、守備での不安は増すばかりですが、やっぱり前田はスタメンで観たい。セ・リーグにDH制があれば全く問題ないんですが、無いものはしかたがないし。今オフ、しっかり身体をケアして、来シーズン少しでも多く打席に立ってもらいたいですね。 今シーズンは最後までAクラスを争い、熱いペナントレースを経験出来ました。投打で新戦力が活躍し、若手も台頭してきた。来季は今年以上にあっついシーズンになるはず。去年の今頃はエースと4番が抜けて悲壮感いっぱいでしたが、逆にチャンスでもあった。一皮むけた新生カープ。来季は何が何でもCSに行こう。ほんとは優勝って言いたいんですけどね。
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